重度知的障害の18才がアクセスバーズ講座に参加してみたら

2024年05月30日 12:46


占星学・形而上学を長年探求している友人・mihokoさんのリクエストで
ご自宅をお借りして開催した札幌でのアクセスバーズクラス

すばらしくピースフルでゆたかな空間になりました

初受講のmihokoさんと女性2名
mihokoさんの長男(小6)
重度知的障害の長女(18才)

5名でのクラスです

『重度知的障害』とひとくちに言ってもいろいろですが
この長女さんのことを
素人のわたしの表現で伝えるならば

姿形は18歳、中身は話し始めた幼児くらいのイメージ

ご飯はひとりで食べられる
食べこぼしたら、拭きたい気持ちはあれども
箱ティッシュ等の在処は探せない

意味がとれない言葉の中に、時折、正確な単語が混ざる

こちらの意図はほぼ伝わっているけれど
それに沿った動きがいつもできるわけではなく

さらにここ1年ほどは体調や環境の変化により
黄昏泣きやパニック、地団駄、癇癪、阿鼻叫喚が日常だったとのこと

ところが、この日の長女さんは
いつもならテンションが上がってしまう初対面の来客が複数いるなかで
終始、ご機嫌に穏やかに過ごしていて

mihokoさんも、長男くんも
「奇跡!!」「こんな状態はじめて!」というくらい。

実習の時はしずかにみんなを気遣いながらそこにいて
ランチや座学の時は、みずから場から離れて
ひとりの時間を存分に過ごして
後半の実習の時には、また、場に戻ってくれて

長男くんと協調しながら、身をもってバーズの可能性を示してくれたのでした



mihokoさん記事にあるように
翌日以降もしばらく穏やかに過ごせていたそうですが
1週間ほどで、ひどい状態に戻ったとのこと。

バーズの変化は長期的に現れることも多いため
引き続きプロセスを見守りながら、問いかけを続けていきます。


アクセスバーズがもたらすものは
個々人の特性やタイミングで変わりますから
このクラスは一例にすぎませんが
必要とされている方に届く一助として・・・


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